スケートラウンジがPS3、Wii、XBOX、PC版で出た。スケボーファンやトニー・ホーク・ファン垂涎のゲームとは・・・
スケートラウンジ(Skateラウンジ)は、スケートボード界の神と呼ばれるトニー・ホーク(Tony Hawk)が開発したスケボー・ゲーム。2000年にアクティビジョン社とライセンス契約を結び、スケートボードゲームソフトであるトニー・ホーク プロスケーター(Tony Hawk's Pro Skater)シリーズを製作した。そしてスケートラウンジのゲーム化が実現した。スケートラウンジは、PS3版、XBOX版、Wii版、そしてPC版があるが、すべて英語版のみが発売されている。このスケートラウンジ、日本での人気が急上昇している。大人気の「Tony Hawkスケボーシムシリーズ」に最新作のプルービング・グラウンド(Proving Ground)が登場したとあって、注目を集めた結果だ。日本でリアルにライディングしているスケーターで、アメリカでもやってみたいなら、一度スケートラウンジを試してみると良い。スケートラウンジは、アメリカの代表的な街並みをスケボーで駆け抜ける喜びを疑似体験できるからだ。
スケートラウンジには、フィラデルフィア、ボルティモア、ワシントンD.C.といったステージが用意されているが、さらに、ゲーム中にはさまざまなコンペティションがあるのだが、これに勝てば、お金を稼ぐことができる。そのお金で、専用のスケートラウンジをカスタマイズすることもできるのだ。その自由に設定できるスケートラウンジは、スロープなどのコースを設置することはもちろんのこと、ヘリコプターや車までセッティングすることができるので、まさに創り出す感覚も楽しめる。このあたりは、日本人が喜ぶところだ。オリジナルのラウンジを作るのは難しくない。誰でも簡単に作成できる。そして自作スケートラウンジに友達を招待してイベントを行うことまでできる。ここでコンペティションを開催し、お金を稼いで、さらに自分のスケートラウンジを「創る」ことができる。クラスは3つあって、キャリアモードは数え切れないほどのチャレンジができる。コンペティションでお金を稼ぎスケートラウンジをカスタマイズすると書いたが、要はコンペティションに勝利すればスポンサーが付くという設定なのだ。スポンサーが付けば稼ぐことができるという仕組みで、設定もリアルさを追求したゲームになっている。キャラクターをカスタマイズさせることもできる。
スタイル、洋服、デッキを組み合わせて自分の好みのキャラクターを創ってみよう。 このあたりは、まさに「育てる」感覚が楽しめる。日本人が最も好む機能だろう。ちなみに、ゲームに登場するスケーターたちは実に多彩で、年齢、性別、を問わずそれぞれ豊かな個性の持ち主だ。さらに、このゲームには新たにリプレイの再生や編集ができる、「Videoエディター」「ビデオクリップモード」が搭載された。これによって、自分のオリジナルのライディングビデオを撮影して、ここでも角度や特殊効果など自由に表現できる機能を駆使して好きなビデオクリップに仕上げることができる。 それをスケートラウンジ内の巨大スクリーンに上映することもできるというから、奥が深いゲームだ。このあたりも、日本人がわざわざ英語版で遊んでいる理由のひとつではないだろうか?いわるる「洋ゲー」はあまり日本人に好まれないが、このゲームは良くできている。日本語版ができるのも、そう遠くないかもしれない。最後に、このゲームは音楽もすごい。参加しているミュージシャンがすごい。ビッグネームがサントラに集結と言った感じだ。The Clash、Beastie Boys、Nirvanaなど、ビデオゲームとは思えない豪華アーティストが惜しげもなく50曲を提供している。